ある土地に行ったら、絶対に食べておきたい物ってありますよね。私は「タイに行ったら、ソムタム!」です。グリーンパパイヤを使った、辛くてさっぱりしたサラダ。これを食べると、「タイに来た!」という気分になります。楽しいイラスト日記を本誌で連載している本多トモコさんとバンコクで会った時も、やっぱり食べました、ソムタム。

 タイに行かずとも、食べたいと思ったら作ってしまうこともあります。材料はインドネシアでも簡単に手に入る物ばかりです。ソムタムを潰して混ぜる鉢と木の棒は、サンバルを作るチョベック(鉢)とウレカン(潰す道具)で代用します。

 細切り(シュレッド)パパイヤは、皮をむいたグリーンパパイヤの表面に包丁を立ててトントンとたたいてから、そぐようにして作りますが、目の粗いチーズ下ろしや、千切り用ピーラーなどを使っても良いでしょう。グリーンパパイヤはスーパーマーケットではなかなか見かけないかもしれませんが、市場ではよく売られています。ニンジンで代用してもおいしいです。

 定番の「グリーンパパイヤのソムタム」のほかに、バンコク在住の友人にレシピを聞いて作って以来、何度もリピートしている「トウモロコシのソムタム」もご紹介します。

 レシピの分量は参考です。途中で味を見ながら、甘さと辛さと酸味をお好みで調整してください。
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材料

ニンニク bawang putih 1片
フレッシュ・チリ cabai keriting 1本
干しエビ ebi 5g
グラ・メラ(パームシュガー) gula merah 5g

ケチャップ・イカン(魚醤) kecap ikan 大さじ1
ライム搾り汁 jeruk nipis 1個分
トマト(中) tomat 1個
カチャン・パンジャン(ジュウロクササゲ)kacang panjang 1〜2本

[パパイヤのソムタム]
パパイヤ(シュレッド) papaya 150g
ピーナッツ kacang tanah 適量

[トウモロコシのソムタム]
トウモロコシ jagung 2本

テルール・アシン(塩卵) telur asin 1個

準備
・フレッシュ・チリは潰しやすい大きさに、トマトはざく切りに、カチャン・パンジャンは3センチほどの長さに切っておく。
・トウモロコシはゆでて、実を芯から外しておく。

作り方
1.Aの材料を潰すようにして混ぜ、ケチャップ・イカンとライムの搾り汁を加える。
2.チョベックが小さかったら1をボウルに移し、トマトとカチャン・パンジャンを加え、押さえるようにしながら混ぜる(潰す必要はない)。味を見ながら調整する。
3.パパイヤまたはトウモロコシを加え、ざっと混ぜる。ピーナッツ(→パパイヤのソムタム)または刻んだテルール・アシン(→トウモロコシのソムタム)を加える。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA西宮奈央(にしみや・なお)
イギリス出身の写真家の夫とバンドン在住。ご飯は食べるのも作るのも大好き。インドネシアで簡単に作れる料理をご紹介します。

 

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