ジャカルタに初めていらっしゃった方、ようこそジャカルタへ。
ジャカルタの街の風景を、ちょっと観光の要素も入れて、
猫の視点からご紹介してみたいと思います。
細い路地や屋台、モスク、魚市場、公園。
猫のようにジャカルタの街を歩き回り、
ジャカルタに親しんでください。
楽しい滞在になりますように!
Masjid Istiqlal
ジャカルタで最大のモスク、イスティクラル。ジャカルタのシンボルである独立記念塔(モナス)の近くに、カトリック教会と並んで建つ。
金曜礼拝が行われる金曜日。太陽が高く昇って強い日差しが照りつける正午、アザーンの声に誘われて、礼拝に来た人々でモスクはいっぱいになる。
涼を求めて、猫もやって来る。人々が靴を脱いで上がる「聖域」(batas suci)の赤レンガの上で熟睡している猫に、なんと、礼拝に参加している猫までいるのだった。イスティクラルは猫にやさしい場所だ。
Pasar Baru
一緒に昼寝
Pantai Indah Kapuk
猫チーム
Muara Angke (Pasar Ikan)
ムアラ・アンケはジャカルタの魚市場。魚のある所に猫あり、と考えて行ってみたら、いたいた。ジャカルタでは珍しく、太って大きな猫が多い。猫の天国のような場所に住んでいるのだから、当然か。
魚が水揚げされるのは夜だ。魚市場で仕入れたばかりの魚をヤシ殻の火で焼いて食べさせるイカン・バカール(焼き魚)の店が開くのも夜。大勢の人でにぎわう。
昼間は、閑散とした市場の中で、魚をトラックに積み込む人々が働いているのみ。満腹の猫たちは、夜に届く新鮮な魚を待ちながら、昼寝をむさぼっているのだった。
Situ Lembang
ジャカルタには多くの美しい公園がある。中央ジャカルタ・メンテンにあるシトゥ・レンバン公園もその1つ。大きな池があり、ジャカルタの夕方のひとときを過ごすのにはぴったりだ。こんな涼しくてくつろげる場所には、当然、猫もたくさんいる。
誰にも邪魔されたくなさそうに、きれいに整備された植え込みの陰で休んでいる猫が多いが、公園を歩き回ったり、工事現場を監督していたり、ゴミを運ぶ台車の下でじっとしている猫も。猫が公園の管理人?!