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 「フェン・シン・テイラー」で実際にバティックシャツを仕立ててみた。仕立てた人は、緒方啓三さん。
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 まずはバティック選びから。バティックの山の中から気になる布を1枚ずつ抜き出しては広げ、体に当ててみる。1枚の布がシャツになるとどうなるか、想像するのはちょっと難しい。色も柄もまったく違う中での選択肢があり過ぎて、迷いに迷う。テイラーのルスマンさんや居合わせたお客さんの意見も聞きながら、1時間ほどかけて、シルク1枚、コットン1枚を選んだ。シルク250万ルピア、コットン150万ルピア、値段は仕立代込み。採寸してもらい、選んだ布を預けて帰った。
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 1週間後に出来上がり。試着して、大きすぎたり小さすぎたら、直しを頼める。

 着てみると、ぴったり。「さすがオーダーメード」というジャスト感がある。

 「僕はアメリカのLサイズで、既製品に体が合っているから、経済的なんです。あまりオーダーメードの必要はないんだけど、このシャツは体に合っています。特におなかの辺りがぴったり。『吊るし』を買うと、おなかがかなりゆったりしているので」。既製品は、インドネシア人のおなかの大きな人にサイズを合わせているのだろう。
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 「シルクのバティック(下写真)は日本の着物の柄みたい。コットン(上写真)は、はっきりした柄が気に入りました」(『南極星』2015年2月号掲載)
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<特集>バティックを着る イントロダクション
バティックを探しにチレボンへ。
買ったバティックを仕立ててみた。
布への愛情。〜13 ティガブラス
大統領の仕立て屋さん。〜フェン・シン・テイラー