Travel

【特集】ふしぎの島ニアス 3 海のお風呂 
トゥレロト Tureloto

 朝、まだ暗いうちに、戸を「Permisi, permisi(すみません)」とうるさくたたく音で、たたき起こされた。Pが出ると、「団体なので、宿泊代50万ルピア」と言われる。計算より3万ルピア多いがまぁいいか、と払うと、次にまたうるさくたたく音がして、「エクストラベッド代が入っていなかったので、62万ルピア」と言う。そ...

【特集】ふしぎの島ニアス 2 石を跳ぶ 
バウマタルオ Bawomataluo 
オラヒリファウ Olahili Fau

 ニアスで恐らく最も有名なのが「石跳び」(lompat batu)。石を積んだ高さ2メートル超の台を、跳躍して飛び越える。走り高跳びのようなものだが、棒などの支えも、手も使わないし、身1つで跳ぶ。元々は「戦いのための訓練」だったそうだ。攻めて行った村の塀を跳び越えて村の中に入るための練習だった。1人だけ中に入っても殺さ...

【特集】ふしぎの島ニアス 1 闇をのぞく 
グヌンシトリ Gunungsitoli

 メダン空港の搭乗口からバスに乗り込んだ人数はそれほど多くなく、バスが停まった所に待っていたのは、久しぶりのプロペラ機だった。プロペラ機は揺れるかと思ったが、揺れたのは飛び立った最初だけで、あとは順調だ。山と雲がたっぷりと連なるスマトラ島の広大な陸地を抜けるまで、結構な時間がかかった。ようやく地平線が水平線に変わり、海...

インドネシア全34州の旅 #7 
南東スラウェシ州(上) 
波の音しか聞こえない、ぜいたくな空間

文・写真…鍋山俊雄  スラウェシ島の中では、マナドがある北スラウェシ州、マカッサルやトラジャがある南スラウェシ州が日本人にはなじみのある州だと思う。  南東スラウェシ州は「K」のような形をしたスラウェシ島の右足に当たる。インドネシアでは政府が重点的に観光開発する10の地域があり、今回ご紹介するワカトビ諸島は...