映画

randy pangalila

俳優ランディ・パガリラさんの健康法
「ダイエットではなく、私のライフスタイルです」

インドネシア人俳優の中でも際立つ「アスリート体型」で知られるランディ・パガリラさん(29)。昨年公開されて話題を呼んだ映画「我が素晴らしき肉体の記憶(Kucumbu Tubuh Indahku)」では、主人公が思いを寄せる、賭けボクシングの拳闘士役を鮮烈に演じた。映画でも披露したその見事な肉体は、10年余りもの間、実... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第26回 「ワメナより愛を込めて(CINTA DARI WAMENA)」 
友を想うことの大切さ 
(TANAKHIR FILMS特別ネット配信より2013年作品)

文・写真 横山裕一    歌は魂に響き、歌詞は心を揺さぶる。楽しい時も苦しい時も、唇には歌を。 友を想うが故に厳しいことも言い、好きな人を想うが故に別れることもある。主人公は歌う。「信じちゃいけない、夢は来たけどもう行ってしまった…」 本作品は、ジャカルタからみると遥か遠く、パプア州の山岳地帯、... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第25回 
番外編「#自宅待機 (#dirumahaja)」

文・写真 横山裕一   新型コロナウィルスの感染拡大で、ジャカルタが緊急対応として自宅待機要請が始まって一週間余り。同時に映画館を含めた娯楽施設も閉鎖となり、同稿も開店休業となってしまった。 ソーシャルメディアでは「#自宅待機(#dirumahaja)」と言うハッシュタグが飛び交い、ここ数日... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第24回 「メッカへ行くぞ(MEKAH I’M COMING)」 
大巡礼めぐるドタバタコメディ

文・写真 横山裕一   イスラム教徒にとって重要な意味を持つメッカ大巡礼をめぐってのコメディドラマ。中部ジャワ州の片田舎とジャカルタを舞台にドタバタ喜劇が続く。 自動車修理業を営むエディはエニと相思相愛。しかしエニの父親は反対で、娘を金持ちの男性と結婚させようとする。このためエディはエニを幸... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第22回 
番外編「MRTのある風景」

文・写真 横山裕一   2013年以降、年間100本以上が制作・公開されているインドネシア映画。映画はその時代ごとの社会や政治、流行などに影響され、映像に反映される。ジャカルタならではの風景でいえば高層ビル街やその夜景、渋滞もそうだろう。 こうした中、最近スクリーンで頻繁に姿を現しだしたのが... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第20回 「スムスタ・あらゆるもの(SEMESTA)」
気候変動に向き合う民族のドキュメント

文・横山裕一   環境破壊に伴う気候変動。この影響は赤道の約8分の1を占める範囲に国土・領海を占めるインドネシアでも深刻で、この作品では各地の民族、部族がいかに自らの伝統風習、文化、信仰のもと対応しているかを興味深い7つのエピソードとしてオムニバスで紹介している。 バリヒンドゥー信仰で生きる... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第18回 「いつかこの物語をあなたに (NANTI KITA CERITA TENTANG HARI INI)」 
家族愛ゆえの葛藤と心に残るセリフの数々

文・横山裕一   正月第1弾から、見ごたえのある、心温まる作品が公開された。年始休みの時期だったとはいえ、2020年1月2日の公開から6日間で85万人を超える観客を動員した話題作となっている。 父母と20代の三兄妹による家族の愛がテーマの作品で、それぞれの心の動き、感情が細やかに描かれている... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第16回 「ただの人として(HANYA MANUSIA)」 
警察プロデュースの刑事アクション

文・横山裕一   映画が始まる。スクリーンに冒頭からインパクトあるカットが続く。怪しげな男が口笛を吹く口元のアップ、ギラつきながらも澱んだ瞳のアップ。一方で猿ぐつわをされうめき声を上げる少女の口元、縛られた手、怯えた目のアップ。これらのカットがフラッシュバックで積み重ねられる。 同時にプロデ... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第15回 「スシ・スサンティ ラブ・オール(SUSI SUSANTI LOVE ALL)」 
国民的英雄の栄光と苦悩

文・横山裕一   インドネシア初のオリンピック金メダリスト、バドミントンのスシ・スサンティ選手の現役時代を、周囲からの愛と時代の苦悩を交えて描いた作品。国民的英雄である彼女は、2018年インドネシアで開催されたアジア大会でも聖火を灯す役割を果たしている。 スシ・スサンティ(48歳)は、9... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第13回 「愛は盲目(CINTA ITU BUTA)」 
アジア融合のラブコメ

文・横山裕一   目が見えていても見えない愛と、目が見えないからこそ見える愛。韓国・釜山の美しい街並を背景に、インドネシア人の若い男女の愛をユーモアをふんだんに交えて描いた、ちょっと切ないロマンス・コメディ映画。 韓国・釜山で観光ガイドをしているディアは韓国の二枚目青年と出会い、婚約をする。... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第12回「ベバス(自由/BEBAS)」 
90年代のノスタルジーと変わらぬ友情

文・横山裕一   リリ・リザ監督の最新作は、韓国のヒット映画「サニー(SUNNY)」(2011年公開)のリメイク・インドネシア版。トップ俳優、人気歌手らの豪華出演陣で、原作同様、90年代の懐かしいヒットソングをバックに、1995年の高校時代と現代をシンクロさせた、変わらぬ友情を描く。 幸せな... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第11回 「6.9秒 (6,9 DETIK)」 
母への想いと自己との闘い

文・横山裕一   まだ記憶に新しい、2018年8月にインドネシアで開催されたアジア大会。このうち南スマトラ州パレンバン会場であるヒロインが誕生した。翌日の新聞には「スパイダーウーマン!」のタイトルとともに、ロープに吊るされながら両手を組んで勝利の喜びを祈る姿の写真が大きく紹介された。 アリエ... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第10回 「バリ ビート・オブ・パラダイス(BALI BEATS OF PARADISE)」 
バリガムランとアメリカファンクのコラボレーション

文・横山裕一   アメリカのグラミー賞受賞歌手、ジュディス・ヒルのミュージックビデオ制作のため、約40年間アメリカでバリ・ガムランの普及活動をしてきたバリ人・ニョマン・ウェンテン氏(73)がコラボする過程を描いた音楽ドキュメンタリー映画。監督は東ジャワ州出身でハリウッドで活動するリフィ監督。... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第9回 「追跡(PERBURUAN)」 
日イ歴史の再認識

文・横山裕一   インドネシア独立宣言74周年にあわせて公開された、巨匠プラムディア・アナンタ・トゥール原作の映画「人間の大地」と「追跡」。このうち「追跡」が予想外にも1週間足らずのうちに公開終了となってしまった。しかし、「追跡」は日本人であれば是非知っておいてほしい、そして今後何かの機会があれば是... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第8回 「人間の大地(BUMI MANUSIA)」

文・横山裕一   ついにインドネシアを代表する作家、プラムディア・アナンタ・トゥールの名作が映画化・公開された。原作は1980から90年代、当時のスハルト政府により発禁処分されていた不遇の作品だ。植民地時代の支配する者とされる者、そこに生じる不条理から、自分とは、自分たちの民族とは、そして人間とは何... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第3回「トゥンコラック(ドクロ)」(Tengkorak)

文・横山裕一    2018年10月、インドネシア人の間でさえ殆ど知られることなく、あるインディーズ映画が全国公開され、その短い上映期間を終えていった。しかし、人知れず埋もれていってしまうにはあまりにも惜しい、そして魅力ある作品だったためこの場でお伝えしたい。 「常識が覆された時、人間は本能的にそ... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第2回 「アホックと呼ばれる男」(A MAN CALLED AHOK)

文・横山裕一   2017年ジャカルタ特別州知事選挙に敗れ、選挙期間中の発言から宗教冒とく罪で2年の禁錮刑を受け、先日、1月24日に出所したばかりのアホック(本名:バスキ・チャハヤ・プルナマ=BTP)元州知事の少年期から青年期までを描いた作品。時の人でもあるためか、インドネシア映画作品としては珍しく... Read More...

インドネシア映画倶楽部 第1回 
「マルリナ〜ある殺人者の四幕〜」(Marlina Si Pembunuh dalam empat Babak)

文・横山裕一   スクリーン一面に荒涼と広がる丘陵地の大パノラマが映し出される。東ヌサトゥンガラ州スンバ島(ロンボク島東隣)。枯れて黄金色になった草が一面生えるのみの殺伐とした風景。西部劇でカウボーイが馬を疾走させるがごとくオートバイが一台、丘を縫うような道を走ってくる。大遠景のままオートバイの行方... Read More...
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【編集長日記】ジャカルタで東京喰種を見る

注:原作、映画のネタバレあります    「目」から始まる。いわゆる「普通」の無気力な大学生、カネキの暗い目。事件の後、左目が喰種(グール)の目に変わる。左目を隠した眼帯を着けたカネキ。逆に右目を隠すマスク。最後は、眼帯もマスクも外して両目を見せた、カネキの顔の大写しで終わる。  どう世界を見るか、という... Read More...
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編集長日記 
風景としての「カルティニ」

 映画「カルティニ」(2017年、ディアン・サストロワルドヨ主演)を見た。 カルティニの子供時代から始まり、婚前閉居(初潮後の女性は結婚するまで家を出ないというジャワ貴族の慣習)の間にオランダ語の書籍を読みふけり、閉居を解かれてオランダ人らと交流し「活躍」する姿、オランダ留学をめぐる攻防を経て、留学を断念し結婚... Read More...
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ミレニアルの肖像
Kiki Febriyanti (30)
ドキュメンタリー映画監督

 私が生まれ育ったのは東ジャワの小さな街、ボンドウォソです。7歳ごろから、家の隣にあった映画館へ通うようになりました。映画館へ行くのは映画を見るためではなく、貼ってある映画のポスターを見たり、映画館の中の様子や、誰も座っていない椅子が並んでいるのを見るためです。掃除の人が中へ入れてくれたんです。こうして映画の世... Read More...