Latest articles

インドネシア映画倶楽部 第26回 「ワメナより愛を込めて(CINTA DARI WAMENA)」 
友を想うことの大切さ 
(TANAKHIR FILMS特別ネット配信より2013年作品)

文・写真 横山裕一    歌は魂に響き、歌詞は心を揺さぶる。楽しい時も苦しい時も、唇には歌を。 友を想うが故に厳しいことも言い、好きな人を想うが故に別れることもある。主人公は歌う。「信じちゃいけない、夢は来たけどもう行ってしまった…」  本作品は、ジャカルタ...

ジャムーを作ろう 
体を温め、免疫力を上げる 
「+62料理教室」ミニさんのレシピ

 ジョコ・ウィドド大統領(ジョコウィ)が「健康の秘訣」として「毎日、ジャムー(jamu)を飲んでいます」と語って、話題になった。ジャムーとは、インドネシアの健康飲料のこと。ショウガ、ウコンなど、生の材料を煮出して作る。  ジョコウィがVLOG(#JKWVLOG)で明らかにし...

インドネシア映画倶楽部 第24回 「メッカへ行くぞ(MEKAH I’M COMING)」 
大巡礼めぐるドタバタコメディ

文・写真 横山裕一    イスラム教徒にとって重要な意味を持つメッカ大巡礼をめぐってのコメディドラマ。中部ジャワ州の片田舎とジャカルタを舞台にドタバタ喜劇が続く。  自動車修理業を営むエディはエニと相思相愛。しかしエニの父親は反対で、娘を金持ちの男性と結婚...

インドネシア全34州の旅 #32 ゴロンタロ州 
「隠れモルジブ」? 特筆すべき美しさの島

文・写真…鍋山俊雄    スラウェシ島には6つの州があり、そのうちの5つは北、南、西、中部、南東と、方角を表す名称だ。1つだけ独自の名前を持つ州がある。ゴロンタロ州だ。  オランダ占領前からゴロンタロ人が居住し、王国があった地域だ。インドネシア独立時に北ス...

インドネシア映画倶楽部 第23回 「野生のサイ、リキ(RIKI RHINO)」 
絶滅危惧の動物たちの冒険アニメ

文・横山裕一    数年前、西パプアのジャングルを取材していて、今更ながらふと気づいたことがあった。「そうか、子どもの頃世界の珍しい動物や秘境探検のテレビ番組、本を見て、憧れていた大自然のある国、インドネシアに今いるんだ」  日本では動物園でしか見ることの...
Kyoai Medical Service

Food

ジャムーを作ろう 
体を温め、免疫力を上げる 
「+62料理教室」ミニさんのレシピ

 ジョコ・ウィドド大統領(ジョコウィ)が「健康の秘訣」として「毎日、ジャムー(jamu)を飲んでいます」と語って、話題になった。ジャムーとは、インドネシアの健康飲料のこと。ショウガ、ウコンなど、生の材料を煮出して作る。  ジョコウィがVLOG(#JKWVLOG)で明らかにし...

西宮奈央さんのMasak Kira-Kira 
#18 ベトナム風蒸し鶏とスープ(フォー・ガー)

 訪れるたびにその土地の料理にうっとりし、食べ尽くせないことを悔やみながら戻って来る国があります。ベトナムはその筆頭です。インドネシア料理も大好きですが、また異なるスパイス、そして多彩なハーブ使いなど、その味わいのバリエーションには感心してしまいます。  現地の味をどうにか...

【インドネシア丸かじり】トウガラシのジャムを作ってみた

 「トウガラシのジャム」を作ってみた。レシピは、『+62』で連載中の「西宮奈央さんのMasak Kira-Kira」から。  チレボンでバティック工房を主宰している賀集由美子さんが「気に入って何回も作った」と言う。パンに塗って職人さんのおやつにしたら好評で、「これは何? チ...
nao_kol01

西宮奈央さんのMASAK KIRA-KIRA #17 
カリフラワーのスパイシー・フリッター

 カリフラワーが大好きです。ほろっと軟らかも、パキッと歯ごたえも、調理次第で自在。どんな味付けにもなじむクセのなさ。とても使いやすい野菜です。ゆでたり、焼いたり、ポタージュにしたり、いろいろな食べ方を楽しめます。  スパイスを使ってエキゾチックな風味に仕上げた、お気に入りの...
nao_cabei2

西宮奈央さんのMASAK KIRA-KIRA #16 
トウガラシのジャム

 真っ赤でつややかな、こちらのジャム。甘やかな見た目に反して、ピリッと来ます。フレッシュなトウガラシがふんだんに使えるインドネシアならではのジャムを作ってみましょう。  使用するトウガラシは、辛さがマイルドで、大きくて肉厚なチャベ・ブサール(cabai besar)。赤く熟...

西宮奈央さんのMASAK KIRA-KIRA #15 
イカン・カンジョリ

 中部スラウェシ・バンガイ諸島への旅で出会ったおやつです。  島から島へと渡る船の中で、行商の女性が「カンジョリ、カンジョリ」と声を上げていました。カンジョリが何だかわからないままに呼び止めたところ、ビニール袋に入った、まゆ玉のような団子を示されました。早速、1袋を買い求め...

Travel

インドネシア全34州の旅 #32 ゴロンタロ州 
「隠れモルジブ」? 特筆すべき美しさの島

文・写真…鍋山俊雄    スラウェシ島には6つの州があり、そのうちの5つは北、南、西、中部、南東と、方角を表す名称だ。1つだけ独自の名前を持つ州がある。ゴロンタロ州だ。  オランダ占領前からゴロンタロ人が居住し、王国があった地域だ。インドネシア独立時に北ス...

インドネシア全34州の旅 #32 中部スラウェシ州② 
スラウェシの「ミニ・ラジャアンパット」

文・写真…鍋山俊雄    西パプア州のラジャアンパットは美しい海と島々で知られる。パイネモ(Pianemo)の展望台から見た、ターコイズブルーの海に島々の点在する写真が有名である。ラジャアンパットはもちろん素晴らしいのだが、ジャカルタから遠距離で、旅行費用は高め...

インドネシア全34州の旅 #31 中部スラウェシ州① 
人や動物、謎の石像遺跡群

文・写真…鍋山俊雄    アルファベットの「K」に似た形をしたスラウェシ島。スラウェシ島中部、中部スラウェシ州の旅を2回に分けてご紹介する。1回目は「不思議な石像遺跡を巡る旅」。  インドネシアでの大きな遺跡は、ジョグジャカルタのボロブドゥール遺跡を筆頭に...

インドネシア全34州の旅 #30 西ヌサトゥンガラ州 
スンバワ島へ、2枚の写真の風景を見に

文・写真…鍋山俊雄    西ヌサトゥンガラ州と言っても、ピンと来る人はあまり多くないかもしれない。州都マタラムがあるのはバリ島東隣の、2018年の地震の影響を乗り越え賑わいを取り戻しつつあるロンボク島だ。今回の旅先となるスンバワ島は、そのさらに東隣。西はロンボク...

インドネシア全34州の旅 #29 北スマトラ州 
ニアス島へのオープントリップ 

文・写真…鍋山俊雄    スマトラ島の地図を眺めると、島の西側に、防波堤のように大小の島が並んでいる。これらの島々はその位置に合わせてスマトラ島の州とセットになっているが、独自の文化を発展させている島が多い。北スマトラ州では二アス島がそれに当たり、興味深い伝統文...

インドネシア全34州の旅 #28 西スマトラ州  ブキティンギのグランドキャニオン

文・写真…鍋山俊雄    インドネシアの地名を見聞きする中で、よく出てくる言葉の1つに「Bukit」(丘)がある。その中で西スマトラ州にある街がブキティンギ(Bukittinggi=高い丘)だ。今はパダンに次ぐ西スマトラ州第二の都市。インドネシア独立戦争当時は、...

Life

インドネシア映画倶楽部 第26回 「ワメナより愛を込めて(CINTA DARI WAMENA)」 
友を想うことの大切さ 
(TANAKHIR FILMS特別ネット配信より2013年作品)

文・写真 横山裕一    歌は魂に響き、歌詞は心を揺さぶる。楽しい時も苦しい時も、唇には歌を。 友を想うが故に厳しいことも言い、好きな人を想うが故に別れることもある。主人公は歌う。「信じちゃいけない、夢は来たけどもう行ってしまった…」  本作品は、ジャカルタ...

インドネシア映画倶楽部 第24回 「メッカへ行くぞ(MEKAH I’M COMING)」 
大巡礼めぐるドタバタコメディ

文・写真 横山裕一    イスラム教徒にとって重要な意味を持つメッカ大巡礼をめぐってのコメディドラマ。中部ジャワ州の片田舎とジャカルタを舞台にドタバタ喜劇が続く。  自動車修理業を営むエディはエニと相思相愛。しかしエニの父親は反対で、娘を金持ちの男性と結婚...

インドネシア映画倶楽部 第23回 「野生のサイ、リキ(RIKI RHINO)」 
絶滅危惧の動物たちの冒険アニメ

文・横山裕一    数年前、西パプアのジャングルを取材していて、今更ながらふと気づいたことがあった。「そうか、子どもの頃世界の珍しい動物や秘境探検のテレビ番組、本を見て、憧れていた大自然のある国、インドネシアに今いるんだ」  日本では動物園でしか見ることの...

インドネシア映画倶楽部 第22回 
番外編「MRTのある風景」

文・写真 横山裕一    2013年以降、年間100本以上が制作・公開されているインドネシア映画。映画はその時代ごとの社会や政治、流行などに影響され、映像に反映される。ジャカルタならではの風景でいえば高層ビル街やその夜景、渋滞もそうだろう。  こうした中、...

【編集長日記】シンガポール、「初恋」の一夜

 私が窪田正孝という俳優を好きなことは、以前に「編集長日記」の「窪田君、『ス・ゴ・イ』」に書いた通りです。要約すると、「無から有をつくり出す『演技』というクリエーション」に引かれた、ということ。当初は同一人物だと気付かずにスルーしていたほどの別人となり、そこに存在することによって...