インテリアはレバノンの伝統的な家を模している。石の壁、テラコッタの床、色鮮やかなランプ……オープンキッチンの竈には赤々と火が燃え、ピタパンが焼かれている。扉をくぐると、ジャカルタにいることを忘れるだろう。
1994年創業のレバノン料理店。さすがフランス系の五つ星ホテル内のレストランだけある。料理の盛り付けの芸術的な美しさ、正統を守りつつ現代風にアレンジした、伝統と現代の融合具合が見事。
シェフはヨルダン出身のアフマッド・ジャミル・アブカディジャさん。食材の一部はアラブ首長国連邦・ドバイなど、中東諸国から輸入している。
メインのダイニングのほか、2階席、プールサイドのテラス席があり、ゆっくり食事を楽しむことができる。
Al Nafoura Cold Mezzeh Tasting Platter
ヒヨコ豆のペースト「フムス」、焼きナスのディップ、パセリのサラダ、ヨーグルトのマリネなど、冷たい前菜の盛り合わせ。12万ルピア。
Haruf Ouzi
「Ouzi」とは、羊肉のローストに香辛料で味付けしたライスを添えた物。下ゆでした羊肉を、サフラン、シナモン、ヨーグルト、クミンなどでマリネし、30分ほどかけて、じっくりローストする。ナッツ入りのバスマティ米が添えてある。24万ルピア。
Helwa Al Nafoura
一口サイズのデザート盛り合わせ。ハルヴァ、サフラン入りパンナコッタ、アラブ・コーヒーのティラミス、バクラヴァ。8万ルピア。
●Al Nafoura Lebanese Restaurant/Le Meridien Hotel Ground Floor, Jl. Jend. Sudirman Kav.18-20/Tel : +62(0)21-251-3131/月〜金11:30-14:30(ランチ)、18:30-22:30(ディナー)、土祝6:30-22:30(バーベキュー・ビュッフェのみ)、日休み/料金は税10%・サ11%別。