Travel

インドネシア全34州の旅 #10 
リアウ諸島州 
最北端の島の1つ。石群が織りなす造形。

文・写真…鍋山俊雄  インドネシアの西端はサバン、東端はメラウケ。さて、インドネシアの最北端はどこか? 多数の島があるインドネシアならではの論争だが、第1回でご紹介した北スラウェシ州メロングアネのさらに北に位置し、昨年に空港が出来たミアンガス島か、西端アチェ州のサバンのあるウェー島のどちらか、というところか。そし...

インドネシア全34州の旅 #9 
バンカ・ブリトゥン州 
アホック前知事の故郷、「ラスカル・プランギ」の島。

文・写真…鍋山俊雄  最近、報道を賑わしているバスキ・チャハヤ・プルナマ(通称アホック)・ジャカルタ特別州前知事の出身地として知られるのが、ブリトゥン島。元々はパレンバンのある南スマトラ州の一部だったが、2000年に分離し、バンカ・ブリトゥン州として独立した。バンカ島とブリトゥン島の2つの大きな島が同州の中心だ。...

インドネシア全34州の旅 #8 
南東スラウェシ州(下) 
インドネシア最大級、ブトン王国の城壁都市。

文・写真…鍋山俊雄  前回は南東スラウェシ州ワカトビ諸島の1つ、「芳しい(?)」ワンギワンギ島(Pulau Wangi-Wangi)をご紹介したが、今回はブトン島(Pulau Buton)の「臭う(?)」街、バウバウ(Bau-Bau)をご紹介する。  なぜバウバウに興味を持ったのか? それは、ここにはインド...

【特集】ふしぎの島ニアス 3 海のお風呂 
トゥレロト Tureloto

 朝、まだ暗いうちに、戸を「Permisi, permisi(すみません)」とうるさくたたく音で、たたき起こされた。Pが出ると、「団体なので、宿泊代50万ルピア」と言われる。計算より3万ルピア多いがまぁいいか、と払うと、次にまたうるさくたたく音がして、「エクストラベッド代が入っていなかったので、62万ルピア」と言う。そ...

【特集】ふしぎの島ニアス 2 石を跳ぶ 
バウマタルオ Bawomataluo 
オラヒリファウ Olahili Fau

 ニアスで恐らく最も有名なのが「石跳び」(lompat batu)。石を積んだ高さ2メートル超の台を、跳躍して飛び越える。走り高跳びのようなものだが、棒などの支えも、手も使わないし、身1つで跳ぶ。元々は「戦いのための訓練」だったそうだ。攻めて行った村の塀を跳び越えて村の中に入るための練習だった。1人だけ中に入っても殺さ...

【特集】ふしぎの島ニアス 1 闇をのぞく 
グヌンシトリ Gunungsitoli

 メダン空港の搭乗口からバスに乗り込んだ人数はそれほど多くなく、バスが停まった所に待っていたのは、久しぶりのプロペラ機だった。プロペラ機は揺れるかと思ったが、揺れたのは飛び立った最初だけで、あとは順調だ。山と雲がたっぷりと連なるスマトラ島の広大な陸地を抜けるまで、結構な時間がかかった。ようやく地平線が水平線に変わり、海...