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マハカム川の朝

インドネシア全34州の旅 #36 東カリマンタン州 
マハカム川を遡る船旅

文・写真…鍋山俊雄   2019年8月、ジョコ・ウィドド大統領は、インドネシアの首都の移転先を東カリマンタン州(北ブナジャム・パスール県とクタイ・カルタヌガラ県にまたがるエリア)にすると発表した。これで一躍、脚光を浴びた東カリマンタン州。人口約370万人。州都は、全長約980キロにも及ぶ同州最大のマ... Read More...

インドネシア全34州の旅 番外編 
鍋山俊雄さん選 インドネシアで絶対に行っとくべき場所

文・写真…鍋山俊雄    以前、この『+62』のインタビューで、自分のモットーとして旅行は「行ける時に行っとく」と答えた(CROSS PEOPLE「フットワーク軽く。鍋山俊雄さん=弾丸トラベラー」)。駐在という身での限られた時間の中では、行ける時に行っとかないと何が起きるかわからない、という思いで言ったの... Read More...

インドネシア全34州の旅 #35 
中部カリマンタン州 
森の中で見る野生のオランウータン

文・写真…鍋山俊雄   自然の豊かさがまだまだ残るインドネシアには、象や虎、サイなどの野生動物が生息する。その中で、世界一の個体数を誇る野生動物は?と言ったら何が思い浮かぶだろうか。それは「森の人」ことオランウータンである。 野生のオランウータンは、スマトラ島北部とカリマンタン島中部の保護区... Read More...

インドネシア全34州の旅 #34 南スラウェシ州 
美しい島の突き付ける海洋ゴミ問題

文・写真…鍋山俊雄   南スラウェシ州は、「K」の形をしたスラウェシ島の左足の位置にあり、つま先から足の付け根までをぐるっと回る場所をカバーしている。州都はかかと部分にあるマカッサル。ここは、ジャカルタから東部インドネシア地域に向かう際のハブ空港にもなる。マカッサルから北上した山間部には、船形の伝統... Read More...

インドネシア全34州の旅 #33 ゴロンタロ州 
「隠れモルジブ」? 特筆すべき美しさの島

文・写真…鍋山俊雄   スラウェシ島には6つの州があり、そのうちの5つは北、南、西、中部、南東と、方角を表す名称だ。1つだけ独自の名前を持つ州がある。ゴロンタロ州だ。 オランダ占領前からゴロンタロ人が居住し、王国があった地域だ。インドネシア独立時に北スラウェシ州に編入されたが、キリスト教徒が... Read More...

インドネシア全34州の旅 #32 中部スラウェシ州② 
スラウェシの「ミニ・ラジャアンパット」

文・写真…鍋山俊雄   西パプア州のラジャアンパットは美しい海と島々で知られる。パイネモ(Pianemo)の展望台から見た、ターコイズブルーの海に島々の点在する写真が有名である。ラジャアンパットはもちろん素晴らしいのだが、ジャカルタから遠距離で、旅行費用は高めだ。このため、インドネシア人トラベラーの... Read More...

インドネシア全34州の旅 #31 中部スラウェシ州① 
人や動物、謎の石像遺跡群

文・写真…鍋山俊雄   アルファベットの「K」に似た形をしたスラウェシ島。スラウェシ島中部、中部スラウェシ州の旅を2回に分けてご紹介する。1回目は「不思議な石像遺跡を巡る旅」。 インドネシアでの大きな遺跡は、ジョグジャカルタのボロブドゥール遺跡を筆頭に、ジャワ島やスマトラ島にある仏教やヒンド... Read More...

インドネシア全34州の旅 #30 西ヌサトゥンガラ州 
スンバワ島へ、2枚の写真の風景を見に

文・写真…鍋山俊雄   西ヌサトゥンガラ州と言っても、ピンと来る人はあまり多くないかもしれない。州都マタラムがあるのはバリ島東隣の、2018年の地震の影響を乗り越え賑わいを取り戻しつつあるロンボク島だ。今回の旅先となるスンバワ島は、そのさらに東隣。西はロンボク島、東はコモド諸島に挟まれ、観光地として... Read More...

インドネシア全34州の旅 #29 北スマトラ州 
ニアス島へのオープントリップ 

文・写真…鍋山俊雄   スマトラ島の地図を眺めると、島の西側に、防波堤のように大小の島が並んでいる。これらの島々はその位置に合わせてスマトラ島の州とセットになっているが、独自の文化を発展させている島が多い。北スマトラ州では二アス島がそれに当たり、興味深い伝統文化や慣習を垣間見ることができる。... Read More...

インドネシア全34州の旅 #28 西スマトラ州  ブキティンギのグランドキャニオン

文・写真…鍋山俊雄   インドネシアの地名を見聞きする中で、よく出てくる言葉の1つに「Bukit」(丘)がある。その中で西スマトラ州にある街がブキティンギ(Bukittinggi=高い丘)だ。今はパダンに次ぐ西スマトラ州第二の都市。インドネシア独立戦争当時は、ジャカルタからジョグジャカルタに移された... Read More...

インドネシア全34州の旅 #27 ジョグジャカルタ 
映画ロケ地巡りとワイサック

文・写真…鍋山俊雄   インドネシアでバリ島の次に、観光地として有名なのは、ジョグジャカルタだろう。世界遺産の仏教遺跡ボロブドゥールやヒンドゥー遺跡プランバナンが海外からの観光客を引き付けている。 ジョグジャカルタ特別州は、ジョグジャカルタ市と周辺の県で構成されている。インドネシアの中で... Read More...

インドネシア全34州の旅 #26  東ジャワ州②マドゥラ島 
全速力で駆け抜ける牛の勇姿、人工の石灰岩の造形

文・写真…鍋山俊雄   ジャカルタからバリに向かう飛行機で左側の窓際席に座っていると、ジャカルタから1時間ほど過ぎたあたりで、眼下に大きな島が広がる。ジャワ島に隣接し、2009年にスラマドゥ(スラバヤーマドゥラ)橋が完成してからは車で往来できるようになったが、ジャワとは民族も文化も違う、マドゥラ島で... Read More...

インドネシア全34州の旅 #25  東ジャワ州① 
絶景ブロモ山とマランの「ブルーシティー」

文・写真…鍋山俊雄    インドネシアに住んでいると意外にあちこちで火山が噴火しており、日本と同じ火山国だと改めて感じる。一方で、美しい山も多い。私はあまり登山はしないが、登山好きの方には興味深い山々が多いそうだ。その中で、朝焼けの風景が「まるで月面のように美しい」と有名なのがブロモ山である。ブロモ山のあ... Read More...

インドネシア全34州の旅 #24  中部ジャワ州 
週末のスマラン、鉄道の旅

文・写真…鍋山俊雄   ジャワ島は両端にジャカルタ、スラバヤの大都市を抱えるが、その間の中部ジャワは古き良き古都の趣を残した街が点在しており、日本で言えば奈良・京都のようなものか。中でも有名なのはボロブドゥール遺跡等があるジョグジャカルタだが、ここはジョグジャカルタ特別州として独立しているので、これ... Read More...

インドネシア全34州の旅 #23  西ジャワ州  
緑の中にたたずむ伝統村

文・写真…鍋山俊雄   ジャワ島の中部から東部はジャワ語圏だが、西部はスンダ語を話すスンダ人が中心であり、ジャカルタから少し足を伸ばせば、独特の伝統や生活様式を今でも守っている村を見ることができる。 ジャカルタの西隣であるバンテン州の山中に住むバドゥイ(Baduy)が有名だが、ジャカルタから... Read More...

インドネシア全34州の旅 #22  ジャカルタ特別州  
オランダ時代の「忙しい」島から見る高層ビルの街

文・写真…鍋山俊雄 この連載を始めて、インドネシア全34州の半分に当たる17州が終わった。今回から後半に入る。後半の初回は、ジャカルタ特別州。 34州のうちで、何を書こうか最も困ったのがジャカルタだ。日本の友人にも「ジャカルタには何も見る所がない」といった、やや自虐的なコメントをしていた。しかし、首都ジ... Read More...

インドネシア全34州の旅 #21 
バリ州(ヌサペニダ島)  断崖絶壁と白砂ビーチめぐり

文・写真…鍋山俊雄 バリ島は間違いなく、インドネシアで最も有名な国際的な観光地だろう。ジャカルタは知らなくても、バリ島は南国の観光地として、日本でも有名だ。 バリ州はそのバリ島が中心だが、今回はバリ島ではなく、その東に位置するヌサペニダ島をご紹介する。 ヌサペニダ島に興味を持ったのは、機上からの... Read More...

インドネシア全34州の旅 #20 
ランプン州 草原の象、蝶の公園

文・写真…鍋山俊雄  ジャワ島からスマトラ島への玄関口であり、スマトラ縦断高速道路の入口となるランプン州。州都はバンダルランプン。ジャワ島西端のメラックからフェリーで海峡を渡って陸路で行くこともできるが、飛行機で飛べば40分ほど。離陸して水平飛行に入ったと思ったら、すぐに着陸に向けて降下を始める近さである。ジャ... Read More...

インドネシア全34州の旅 #19 
南スマトラ州 アンペラ橋の周りの見所を巡る

文・写真…鍋山俊雄   スマトラ島の南部にある南スマトラ州の州都は、2018年アジア大会でジャカルタと並んで開催都市となった、パレンバン。空港ではアジア大会のマスコットがお出迎え空港にある「ジョコウィと2ショット写真」、背景はアンペラ橋に、アジア大会のスタジアムも スマトラ島で、パレンバ... Read More...

インドネシア全34州の旅 #18  ジャンビ州 
東南アジア地域で最大級の広さを持つ寺院遺跡群

文・写真…鍋山俊雄   ジャンビ州はスマトラ島中部の少し南寄り、リアウ州の南側に位置する。大航海時代の16世紀、ポルトガルを筆頭に欧州列強が香料を求めて現れるようになるが、その少し前の15世紀初頭、スマトラ島とマレー半島に囲まれたマラッカ海峡にはマラッカ王国があり、中東、インド、明(中国)、琉球などとの交易が盛んに行... Read More...

インドネシア全34州の旅 #17 
リアウ州 
仏教遺跡と王宮

文・写真…鍋山俊雄   スマトラ島の北側の、マレーシアに挟まれた海域は、マラッカ海峡という海上交通の要所であり、昔から交易が栄えていた。古くは7世紀ごろから、同海峡の交易ルートを広く支配したスリウィジャヤ王国、そして15世紀にはマラッカ王国が繁栄している。スリウィジャヤ王国の支配地域でもあったスマトラ中南部の3州(リ... Read More...

インドネシア全34州の旅 #16 
西パプア州 
ラジャアンパットを一人で弾丸旅行する方法

文・写真…鍋山俊雄  「パプア5回シリーズ」の最後は、西パプア州のラジャアンパット。近年、ダイバーだけでなく旅行スポットとしても脚光を浴び、海外からの観光客をも呼び込みつつある。アクセスが不便なため、弾丸旅行で行くとしても、最低4日は必要だ。また、団体ツアーを探すとボート・クルーズが多く、内容は魅力的なのだが、結構な... Read More...
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インドネシア全34州の旅 #15 
パプア州 ④戦争編(ビアク) 
息をのむ美しさの海、戦争の名残り

文・写真…鍋山俊雄 パプア州についてのここまで3回は、同じインドネシアに属しながら、一際ユニークな民族や慣習の一端について、旅で見聞きしたことをまとめてみた(①国境編、②山編、③海編)。第4回は「戦争とパプア」という視点で書いてみたい。 インドネシア中を旅する中で気付くことの一つに、太平洋戦争時の日本軍... Read More...

インドネシア全34州の旅 #14 
パプア州 ③海編(ティミカ・パンタイ) 
船で新しい土地へ

文・写真…鍋山俊雄  山のパプア民族、海のパプア民族、とは、今回の旅でお世話になった、アートギャラリーをティミカで営むオーナー夫人から聞いた言葉だ。山に住むパプア民族は交通手段が未発達な中、重い荷物を背負って山中を歩いて生活しており、背はあまり高くなく、下半身ががっしりしている。一方、海のパプア民族は漁業が生業であり... Read More...
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インドネシア全34州の旅 #13 
パプア州 ②山編(ワメナ) 
伝統の残り香のあるうちに

 パプアの旅行記を見ると必ず出て来る「コテカ」(ペニスケース)を着けた写真。今でも観光用ではなくて日常的に身に着けた人はいるのか? どんな家に住んでいるのか? 同じインドネシアでありながら、いろいろ興味が尽きないパプア。中でもワメナは「探検」ではなく「観光」として行けるカテゴリー内にあって、秘境感あふれる所である。 ... Read More...
nabeyama_papua_PNGとの国境近くのケ?ート

インドネシア全34州の旅 #12 
パプア州 ①国境編(ジャヤプラ、メラウケ) 
国境の看板の向こうは熱帯雨林

文・写真…鍋山俊雄赤=今回の旅行先。ピンク=すでに掲載済みの州 これから5回に分けて、魅惑の地パプアについて書いていく。  バリやジョグジャカルタといった定番の観光地から一歩を踏み出して、インドネシア各地に足を延ばしていく中で、気になってくるのがパプア州である。面積世界第2位の大きな島の形と関係なく... Read More...
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インドネシア全34州の旅 #11 
西スラウェシ州 
トラベラーの中でも「まだ行ってない」率が高い。

文・写真…鍋山俊雄 最近また、ジャカルタの首都機能移転が検討されているというニュースがあった。前から何度か浮かんでは消えている話であり、今回、名前が挙がったのは中カリマンタンにあるパランカラヤであるが、しばらく前に、ユスフ・カラ副大統領が別の都市の名前を挙げたことがある。それが、2004年に南スラウェシ州から分... Read More...