Travel

インドネシア全34州の旅 #18  ジャンビ州 
東南アジア地域で最大級の広さを持つ寺院遺跡群

文・写真…鍋山俊雄   ジャンビ州はスマトラ島中部の少し南寄り、リアウ州の南側に位置する。大航海時代の16世紀、ポルトガルを筆頭に欧州列強が香料を求めて現れるようになるが、その少し前の15世紀初頭、スマトラ島とマレー半島に囲まれたマラッカ海峡にはマラッカ王国があり、中東、インド、明(中国)、琉球などとの交易が盛んに行...

インドネシア全34州の旅 #17 
リアウ州 
仏教遺跡と王宮

文・写真…鍋山俊雄   スマトラ島の北側の、マレーシアに挟まれた海域は、マラッカ海峡という海上交通の要所であり、昔から交易が栄えていた。古くは7世紀ごろから、同海峡の交易ルートを広く支配したスリウィジャヤ王国、そして15世紀にはマラッカ王国が繁栄している。スリウィジャヤ王国の支配地域でもあったスマトラ中南部の3州(リ...

インドネシア全34州の旅 #16 
西パプア州 
ラジャアンパットを一人で弾丸旅行する方法

文・写真…鍋山俊雄  「パプア5回シリーズ」の最後は、西パプア州のラジャアンパット。近年、ダイバーだけでなく旅行スポットとしても脚光を浴び、海外からの観光客をも呼び込みつつある。アクセスが不便なため、弾丸旅行で行くとしても、最低4日は必要だ。また、団体ツアーを探すとボート・クルーズが多く、内容は魅力的なのだが、結構な...

インドネシア全34州の旅 #15 
パプア州 ④戦争編(ビアク) 
息をのむ美しさの海、戦争の名残り

文・写真…鍋山俊雄  パプア州についてのここまで3回は、同じインドネシアに属しながら、一際ユニークな民族や慣習の一端について、旅で見聞きしたことをまとめてみた(①国境編、②山編、③海編)。第4回は「戦争とパプア」という視点で書いてみたい。  インドネシア中を旅する中で気付くことの一つに、太平洋戦争時の日本軍...

インドネシア全34州の旅 #14 
パプア州 ③海編(ティミカ・パンタイ) 
船で新しい土地へ

文・写真…鍋山俊雄  山のパプア民族、海のパプア民族、とは、今回の旅でお世話になった、アートギャラリーをティミカで営むオーナー夫人から聞いた言葉だ。山に住むパプア民族は交通手段が未発達な中、重い荷物を背負って山中を歩いて生活しており、背はあまり高くなく、下半身ががっしりしている。一方、海のパプア民族は漁業が生業であり...

インドネシア全34州の旅 #13 
パプア州 ②山編(ワメナ) 
伝統の残り香のあるうちに

 パプアの旅行記を見ると必ず出て来る「コテカ」(ペニスケース)を着けた写真。今でも観光用ではなくて日常的に身に着けた人はいるのか? どんな家に住んでいるのか? 同じインドネシアでありながら、いろいろ興味が尽きないパプア。中でもワメナは「探検」ではなく「観光」として行けるカテゴリー内にあって、秘境感あふれる所である。 ...