インドネシア国立博物館(以下、博物館)とコラボした「アニワヤン」(アニメ風の影絵芝居)の公演が毎月1回、博物館内シアターで行われている。題して「博物館へ行こう!」(Ayo ke Museum!)。子供たちが博物館に自然に興味を持つようになる、楽しい取り組みだ。公演は大人や外国人でも楽しめる。博物館巡りのついでにいかがでしょうか?
「アニワヤン」の主人公のマメジカ一家は「キュウリの村」で暮らしている。「博物館へ行こう!」は、一家全員で博物館へやって来た、という設定だ。チケットを買うところから始まり、実際の展示物を面白く紹介しながら、観客の子供たちの興味を惹き付ける。
博物館には先史時代の動物の骨が展示されており、海を泳ぐアンモナイトなどの映像を見ることができる。そのコーナーの紹介では、ワヤンの恐竜が現れ、「この生き物の名前は何?」という楽しい歌と共に、「ティラノサウルス」「トリケラトプス」といった恐竜の名前を教える。

博物館の実際の展示物が影絵になって、プロジェクターで映写されている。博物館の日本語ガイドお薦めの、ジャワ原人にバイラヴァ(アディティヤワルマン)もいる。サッカー大好きの末っ子のチロは、獲物に当てるのに使った石球に大興奮だ。本好きの長女のチラは、古い本を見て、うっとりしている。

「キュウリの村」で一番人気のキャラクター、「アヤム」(鶏)は、一家とは別行動。フラミンゴなどの外国からの観光客(鳥)を引き連れて、インドネシアの国鳥の「ガルーダ」像を紹介したり、鳥語で案内している。語りは「パ〜タパタパタ」といった言葉で、インドネシア語の字幕が付くのが面白い。

マメジカ一家が博物館を回っている途中で、チロが行方不明になってしまう。柱の陰に隠れたチロを一家で探し回るが、なかなか見付けられない。観客の子供たちは「右にいるよ!」「あ、左だ!」と、居場所を教えようとして大騒ぎだ。
こんな風にして、アニワヤンによる博物館案内を十分に楽しんだ後、いざ、本物の博物館へ。アニワヤン公演日に限り、「『キュウリの村』スタンプラリー」を開催している。博物館のあちこちに、特製スタンプの置かれたスタンプ台が設置されている。チロの好きな石球の近くにはチロのスタンプ、古い書物の近くにはチラのスタンプがある。アニワヤンで紹介された展示物を実際に見て回りながら、スタンプ集めを楽しむことができる。
公演はインドネシア語だが、それほど難しくなく、言葉がわからなくても楽しい雰囲気は伝わってくるので、お薦めだ。

インドネシア国立博物館
https://www.museumnasional.or.id
8:00〜18:00(金〜日20:00)、月祝休み
入館料:外国人15万ルピア、KITAS所有者は5万ルピア
「博物館へ行こう!」公演日程
10月31日(土)
①13:00〜14:00
②16:00〜17:00
10月の次は、11月28日(土)、12月26日(土)
チケット9万ルピア(アニワヤン公演、博物館入館料、スタンプラリー込み)。申し込みは下記から
https://www.goersapp.com/events/pergelaran-aniwayang-live-desa-timun-ayo-ke-museum-extended-31-oktober-2026–aniwayangliveokt22026
「キュウリの村」インスタグラム
https://www.instagram.com/desatimun/


