数年前からずっと、インドネシアにいる間はステイホームなので、自粛前と自粛後でほとんど生活変わってない、と前回の日記(2020年4月某日 任天堂タイム)でお話ししました。これは仕事にも当てはまるんですね。

 真珠養殖という仕事柄、複数(うちの場合は3カ所)の養殖場はインドネシアの僻地に散らばってます。それぞれの養殖場に責任者が常駐しており、日本の事務所、ジャカルタの役員、各養殖場の責任者および遊軍部隊はチャットのグループで連絡を取り合っていました。

 この幹部チャットグループ以外にも、各養殖場とジャカルタの事務員が加入するインドネシア従業員を中心としたグループがあり、僕は(焼酎片手に)各グループのチャットに目を通し、必要があれば指示・確認するといった日常でした。

 日本の事務所とも10年前からスカイプのビデオ通話での連絡。そんなわけで下半身パンツ一丁のテレワークはお手のもの、すでにベテランの領域です。

 さて本題、前回の続きです。当然、毎日同じ生活のルーティンなので、前回同様、3月から5月のうちのどこかの1日と思ってお読みください。

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 気持ち良く運動してシャワーを浴びたら、Tシャツを着替えて、「あつまれどうぶつの森」をプレーしながら焼酎開始。こうなると寝落ちするまで延々と焼酎タイム。外で飲んでいるとしゃべり続けているので眠くならないのだが、家だとすぐウトウトし出す。年齢のせいもあるのだろうか。

 以前は日本から紙パックを持ち込んだり、定期的にSAL便で紙パックをインドネシアに送っていた。そんな時代が懐かしい。税関の担当者に頼んで検査を緩くしてもらってたっけ。当時は一升の紙パックの安い銘柄が1000円ちょい、送料は12本で1万5000円程度。輸入時に若干お金を払うけど、トータルコストは1本当たり2500円くらいだったと思う。

 そんな第一次焼酎天国は税関の上司が替わるまで。新しい上司は監視が厳しく不可。それからしばらくは、アラックを試してみたりしたものの、酒漬けとはほど遠い健康的な日々。

 そんな僕が再び酒浸りになれたのは、なんといってもバリ島産の焼酎の登場によるもの。1本1リットルの大瓶。(いいちこ等の)四合瓶では1.4本分となるボトルを毎年、正月に240本買っていた。日本に年間90日ぐらいいるので、ほとんど1日1本のペース。ちゃんと年末になくなるのが毎年不思議だった。

バリ島産焼酎


もちろん、ケース(12本)買い

 最近は半分程度にまで節酒していたんだけど、今回のステイホームでまた酒量が大幅にアップ。今年は早々になくなりそうで、もう一度注文が必要になりそう(注文方法は文末を参照)。

 つまみは大好物のポップコーン。飲んだらほとんど食べないので、塩を舐めているだけでも永遠に飲めるんだけど、ちょっとした贅沢はふりかけ。かさばらないので日本からたくさん、持って来る。業務で荷物を送る必要がある時にも隙間に詰め込んでもらうようにしている。いろんな味があって飽きないし、「おとなのふりかけ」なんて最高の贅沢。まあ塩よりは栄養もあるだろう(気休めだけど)。

 焼酎の酔いがちょうど良く回ってきたら、テレビタイムかな。自分の机の正面にテレビが2台、ベッドサイドに1台、机の上にはダブルモニターのパソコン、iPhone2つとiPad1つ。目に入るところだけで7台(+任天堂switch)のモニター(トップ写真参照)。

 メインのテレビは大体、録画した番組。サブのテレビに日本のテレビ(ニュースかワイドショー)を無音声で。パソコンではメインモニターでウェブサーフィン、サブでは株の値動きかYouTube。iPadでもテレビの生中継の別チャンネル。

 テレビはもう10年以上、ほぼ全部の番組をハードディスクに録画してあり、数十テラバイトになるだろうか。ドラマもほとんど見尽くしているが、酔っ払ってほとんど内容を覚えてなく、連続ドラマが連続しないのは日常茶飯事。

 そんなテレビ好きにとって残念なのは、近ごろの番組が、ドラマもバラエティーも、コロナのせいで再放送や総集編ばかり。まあこればかりは文句言ってもしょうがない。嫌なことは焼酎飲んで忘れよう。嫌なことばかりでなくほとんどのことは目が覚めると忘れているのだが。

 普段ならこの辺で寝落ちするんだけど、午後から囲碁プロ棋士の対局があるので、ネットでそれを観戦。囲碁は僕の広く浅い趣味のうちの1つ。学生時代は囲碁のアルバイトだけで毎月10万円以上稼いでたっけ。全て酒と競馬に消えてっちゃったけど。

囲碁観戦

 対局観戦は、パソコンのメイン画面で解説を読みながら、サブモニターで対局の様子をライブの動画配信で楽しむ。最近はAIが急速に強くなりプロ棋士を抜いたので、正確な形勢判断はiPadで確認。ちなみに僕は観戦専門で、実際に対局するのは考えるのが面倒くさくて嫌いなのでめったに打たない。スポーツも運動が疲れるので観戦専門なのとおんなじだな。

 さて、対局もいよいよ佳境を迎えるころに寝落ち。ウトウトとして気が付いたころにはとっくに対局は終わってた。あーあ、いつものパターンだ。(次回に続く)

 

バリ産焼酎の注文方法
Ibu AYA(0818-34-7080)にホワッツアップ(WA)かSMSで注文してください。日本語で大丈夫です。料金は1ケース(12本)だと1本25万ルピア(バラだと1本27万ルピア)。焼酎のほかにコーヒー風味、ウーロン風味、アールグレイ風味があり、それぞれ750mlで25万ルピアだそうです。料金のほかに梱包・送料(1月に注文した時は、ジャカルタまで1ケースで20万ルピア弱、北スラウェシで約30万ルピアでした)がかかります。

左から焼酎、コーヒー風味、ウーロン風味

 

名取敬(なとり・たかし) 1993年からインドネシア在住。ペンネーム「びーと」で、1998年から「かたかたインドネシア」を執筆。真珠養殖会社のオーナー社長。

 

「かたかたインドネシア」バックナンバー

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【特集】私の好きなインドネシアの本  コミュニケーション能力と言葉の能力があれば生きていける。  仲川遥香さん X 名取敬さん、『ガパパ!』を語る

 

【インドネシア居残り交換日記】 
DAY 1 賀集由美子(チレボン) 2020年4月28日 怒濤の「2コマ漫画」マスク作り

DAY 2 横山裕一(ジャカルタ) 2020年4月6日 マスク越しの会話

DAY 3 西川知子(ジャカルタ) 2020年4月19日 とある休日

DAY 4 成瀬潔(バリ) 2020年4月25日 嵐が過ぎるまで

DAY 5 成瀬潔(バリ) 2020年4月26日 飼育係

DAY 6 ダグソト(ジャカルタ) 2020年4月29日 会社にヒョウが出た!

DAY 7 西宮奈央(バンドン) 2020年5月6日  カボチャが採れるころ

DAY 8 池田華子(ジャカルタ) 2020年4月6日 ジャワの農村バティック

DAY 9 池田華子(ジャカルタ) 2020年4月9日 子猫を拾った

DAY 10 岸美咲(ソロ) 2020年5月10日 ジャワの芸術家のエネルギー

DAY 11 松下哲也(東ヌサトゥンガラ・アドナラ島) 2020年5月10日 日曜の釣り

DAY 12 名取敬(ジャカルタ) 2020年4月某日 任天堂タイム

DAY 13 岡本みどり(ロンボク) 2020年5月10日 断食月の食事

DAY 14 賀集由美子(チレボン) 2020年5月11日 PSBB下でのバティック製作

DAY 15 武部洋子(ジャカルタ) 2020年5月19日 母は日記を書く

DAY 16 西宮奈央(バンドン) 2020年5月13日  バナナチャレンジ

DAY 17 轟英明(チカラン) 2020年3月15日〜5月24日 新しい日常                   

DAY 19 松下哲也(東ヌサトゥンガラ・アドナラ島) 2020年5月24日~29日 魚づくしごはん

DAY 20 岸美咲(ソロ) 2020年5月27日 ガムランの「うちで踊ろう」

DAY 21 宇田川朋美(東ジャワ・クディリ) 2020年6月1日 こんな時だからこそ、家でおいしいものを

DAY 22 池田華子(ジャカルタ) 2020年5月23日 じんごろう、その後

DAY 23 西川知子(ジャカルタ) 2020年5月5日 バティック、バティック、バティック

DAY 24 岡本みどり(ロンボク) 2020年6月1日 家庭菜園ズボーラ

DAY 25 高野洋一(ジョグジャカルタ) 2020年6月2日 時間があるといろいろ考える

DAY 26 村田真理子(ジャカルタ) 2020年6月4日 #大人になってまでなわとびするとわW