白いスープと赤い鶏。
ソトは白っぽく、使う香辛料は丁子、ナツメグ、シナモン……。「東に来たな」という感がする。プルクデル(コロッケ)とゆで卵をごろっと入れ、細く裂いた鶏を散らす。鶏は香辛料とともに4時間もゆでてあり、すっかり軟らかい。
もう一品の「ハバン」は「赤」という意味。インドネシアで最も辛いといわれる「チャベ・バンジャル」を使う。と言っても、種を丁寧に取り除いてから何度もゆでるので、辛さは大分抜いてある。普通は淡水魚を使うが、この店では鶏にアレンジ。土日のみ出されるナシ・クニンにとても良く合う。
ソト・バンジャール=ソト。ウコンを使わないので白っぽい。鶏、ビーフンのほか、プルクデルを入れる。ゆで卵はアヒルの卵を使うことが多い。
主な香辛料=ニンニク、赤小玉ネギ、ナツメグ、丁子、シナモン、セロリ、ネギ、カルダモン
辛さレベル(0〜5)=0
アヤム・マサック・ハバン=チャベ・バンジャルを使い、色が真っ赤なので「ハバン(赤)」と言う。グラ・アレンを入れるので甘い。
主な香辛料=チャベ・バンジャル、赤小玉ネギ、ニンニク、ショウガ、シナモン、ケチャップ・マニス
辛さレベル(0〜5)=2
Soto Banjar Nyaman Antasari Ibu H. Amir
ジャカルタでバンジャル人が集まる場所になっている。チャベ・バンジャルなどの材料はバンジャルマシンから仕入れている。
Jl. Pangeran Antasari No.49, Cilandak/Tel: +62(0)21-9405-6115/7:30-21:00(新年16:00)/イドゥル・フィトリの時に2週間休み/支店: Jl. Tebet Barat Raya No.44; Gedung Telkomsel Smart Office, Jl. Gatot Subroto Kav.52。
ソト・バンジャール、ご飯またはクトゥパット。2万5000ルピア
アヤム・マサック・ハバン、ご飯。2万5000ルピア
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