イスラムの断食月(ラマダン)は、あと約2週間です。ラマダンが始まってからのジャカルタの街の風景を、写真と動画で拾いました。(動画は音声あり=音量注意)
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喉の渇いた人、どうぞ!
中央ジャカルタ・ベンヒルで断食明けの食べ物を売る「バザール・タクジル」が開催されているが、道端でも断食明けの食べ物や飲み物が売られている。揚げ物、デザートのコラック、ヤシの実ジュースなど。特にモスクの周辺には出店が多い。そのにぎわいぶりを動画でどうぞ。
ショッピングモールの飾り付けは遅めスタート
ラマダンが始まった当初は「あれっ?」というぐらい少なかったのだが、次第にゴージャスな飾り付けが増えてきた。ラマダン開始に合わせるというより、断食月明け(レバラン)に向けた飾り付けのため、遅めのスタートのよう。


MRTで帰宅を急ぐ人々
午後5時過ぎ、スディルマン通りにあるMRT駅では、荷物検査に行列が出来ていた。普段より乗客が多い。この時間帯に電車に乗ると「満員電車」状態なことも。会社によっては終業時間を早めたり、定時で退社する人が多いからのようだ。午後6時過ぎの断食明けまでに家に帰りたい、と、人々は帰宅を急ぐ。

断食明けのカウントダウンと「何食べたい?」アンケート
「断食明け(buka puasa)まで、あと〇時間〇分」というカウントダウンが出されていた。ついでに「断食明けに何を食べたい?」というアンケートを実施している。この日は、3択のうちで一番下の「iga bakar」(牛スペアリブ焼き)が人気。

断食明け前のショッピングモールは大にぎわい
断食明けの1〜2時間も前から、ショッピングモールの飲食店は大にぎわいだ。テーブルには「予約済み」の札が並び、席を確保してから、ただ座ってパソコンを開いている人たち、飲み物や食べ物を並べて断食明けの時間を待っている人たちなど。丸亀製麺も長蛇の列。

モスクで無料の食事を配布
モスクでは無料の食事が配られる。夕方、食事のボックスがどさっと到着した。配布が始まると、我先にいただき、ボックスを手に笑顔。

休みの屋台、バリバリ営業中の屋台
普段はスディルマン通りのオフィスで働く人たちでランチタイムににぎわう屋台も休み。しかし、「稼ぎ時」とばかりに、普段以上に張り切って営業している屋台もある。


美しいラマダン・チョコレート
レバランに食べる「クトゥパット」やモスクの絵柄の「ラマダン・レバラン仕様」のチョコレートも登場した。主に贈答用。


恒例のインドフード「ラマダン・バザー」開催
恒例の「インドフード・ラマダン・バザー」が3月17日に始まった。インスタント麺や調味料など、「もらって嫌がる人はいない」インドフード製品の詰め合わせ。特製バッグや段ボール箱入りで販売している。お土産やプレゼントに大量買いするインドネシア人が多い。





